神棚
古代日本では、心のよりどころとして、自然を神聖視し、毎日の生活に取り入れ、家庭の平穏無事を願いました。
家庭は人の生活の源です。源が不和であれば、豊かで希望に満ちた生活は営めません。喜びも悲しみも、生きていくすべては家庭の内にあるのです。
私たちは、家に神棚をまつることによって、精神の安定や生活のリズムを得、毎日朝に夕に祈り、感謝することが、明日への希望となり、心豊かな人生へとつながっていくのです。いつでも神と共にあって、感謝する気持ちが大切です。
神棚のまつり方
神棚をおまつりする場所
- 神棚は、家の精神的中心になる神聖な場所です。高い位置に、向きは南向き又は東向きで、清浄な静かで明るく、家族が親しめるところにおまつりしましょう。
- 神棚の高さ、巾、奥行きは充分に注意することが大事です。
お供えするもの
- 毎日お供えするもの:1.お米、2.お水、3.お塩
- 毎日1日・15日、又はお祭りのときは、お酒や初ものをお供えします。
(海の幸、山の幸など) - 榊は枯れないうちにとりかえます。
- 神棚や祖霊舎はいつも清浄にします。
御神札のおさめ方
- 神棚は正面中央が最上位、次いで向かって右、次に左、となっています。中央に伊勢神宮の御神札、右に氏神さま、左にその他信仰する神社の御神札をおまつりします。
- 御神札を縦に重ねておまつりする場合は一番前方に伊勢神宮の御神札、その奥に氏神さま、次にその他の神社の御神札という順におまつりします。
- 先祖の祖霊は、神棚より少し下げて別に設けます。
- 御神札は毎年新しくお受けします。元の御神札は氏神さまに納めます。
神棚を取り替える時期
神棚を取り替える時期もいろいろです。
ある地方では毎年神棚を新しくする場合もありますが、一般的には5年・10年・15年など、5年ごとに区切ってみえるようです。
また、長くても伊勢神宮の様に20年に一度建替えする様に、家庭の神棚も20年に一度新しくするのが好ましく、中には一代だけでなく二代・三代と神棚を家宝の様に祀ってみえるご家庭もございますが、それは間違いです。
また、新しくする時は、古い神棚より少し大きめのものにするか、良い造りにする方が良いとされています。
古い神棚・お札は近くの神社に持参して、焼納してもらうかもしくは、販売店にお持ちいただいても結構です。
尚、御焼納には実費を申し受けます。
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外宮(稲荷宮)
家の中に祀る内祭用の神棚に対して、外に祀る祠(ほこら)を外宮(そとみや)といい、稲荷神を祀る場合は稲荷宮とも呼ばれています。
稲荷神は稲荷大明神ともいい、お稲荷様・お稲荷さんの名で親しまれて、農業神・商業神・屋敷神など福徳開運の万能の神として祀られます。
全国で稲荷神を祀る神社寺院は多いですが、京都の伏見稲荷大社と、妙厳寺と称する曹洞宗の寺院である愛知県の豊川稲荷が有名です。どちらも商売繁盛・家内安全・開運出世などの守護神として信仰を集めています。
外宮を祀る場所は、南向きか東向きになる場所がよいとされています。
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檜材 稲荷宮(銅葺屋根) 高さ49㎝×幅45㎝×奥行41㎝ 価格55,000円(税込) |
総檜材 稲荷宮(銅葺屋根) 高さ80㎝×幅50㎝×奥行59㎝ 価格264,000円(税込) |
総ケヤキ材 稲荷宮(銅葺屋根) 高さ70㎝×幅49㎝×奥行61㎝ 価格495,000円(税込) |
ケヤキ材 稲荷宮 千鳥造り(銅葺屋根) ※各種取り揃えております。 |
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人工石台4段 高86cm×巾63cm×奥行74cm 価格165,000円(税込) |
※受注生産。別途御見積りいたします。 |
祖霊舎
神道では御霊(みたま)は祖先の神に帰り家の守護神となり子孫を守るとされています。
祖先の御霊は安らかに鎮め日頃より厚くお祀りし一家の繁栄を祈る事が大切です。
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総木曽檜材 祖霊舎(小) 高さ37㎝×幅31㎝×奥行15㎝ 価格46,000円(税込) |
檜材 神徒祖霊舎 ※各種取り揃えております。 |
20号 東海 神徒壇 タモ薄板貼り 高さ60cm×巾46cm×奥行32cm 価格 89,000円(税込) |
45号 東海 神徒壇 タモ材 高さ136cm×巾49cm×奥行44cm 価格 198,000円(税込) |